地域作業療法学|作業療法士国家試験問題

第56回国家試験 午前11

80歳の女性。2年前に夫と死別し、平屋の持ち家に1人暮らし。3か月前に屋内で転倒し、右大腿骨頸部骨折で入院した。人工骨頭置換術後のADLは杖歩行で、入浴のみ見守りでその他は自立し自宅退院となった。退院時のHDS-Rは28点であった。要支援1と認定され、通所リハビリテーションを利用するにあたり、担当作業療法士が自宅訪問することとなった。
初回訪問時の対応で正しいのはどれか。

第54回国家試験 午前6

49歳の男性。くも膜下出血後、高次脳機能障害の診断を受けた。現在は妻が車で送迎し、通院リハビリテーション治療と作業所への通所を行っている。WAIS-Ⅲは言語性IQ 77点、動作性IQ 70点、全検査IQ 72点。三宅式記銘力検査で、有関係対語5-7-8、無関係対語0-1-1、TMT で、A84 秒、B99秒。妻がフルタイムで復職するため、通院や通所への対応が必要となった。本人は自分で車を運転しての通院・通所を希望している。
対応として正しいのはどれか。

第58回国家試験 午前10

30 歳の男性。脊髄損傷(第 5 胸髄節まで機能残存)。受傷から 5 か月が経過、セルフケアは自立し、退院に向けて住宅改修を検討している。排尿は自己導尿、排便は座薬を使用し便器上で排泄。自宅のトイレの改修前の見取り図を示す。必要な住宅改修で適切でないのはどれか。 ただし、車椅子は全幅 58 cm、全長 80 cm とする。

第49回国家試験 午前38

介護保険で貸与の対象となる福祉用具はどれか。2つ選べ。

第52回国家試験 午後50

精神障害者の就労支援方法と実施機関の組合せで正しいのはどれか。

第55回国家試験 午後36

障害者総合支援法について、各市町村で行う地域生活支援事業に含まれるのはどれか。

第53回国家試験 午前38

標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。

第54回国家試験 午前49

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)で、精神保健審判員(必要な学識経験を有する医師)とともに処遇を決定する職はどれか。

第50回国家試験 午後19

25歳の男性。統合失調症。大学卒業後、営業職に就いたものの、まもなく発症して入院となった。退院後、就労支援を受けたいという本人の希望があり、現在は配食サービスを行う事業所に通っている。事業所とは雇用契約を交わしており、職業指導員の指導の下に調理と配達業務を担当し、業務以外の悩みについては生活支援員に相談している。
この患者が利用している就労支援サービス事業所として適切なのはどれか。

第53回国家試験 午後21

障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)について正しいのはどれか。

第57回国家試験 午後8

28歳の女性。頸髄損傷(第6髄節まで機能残存)。車椅子とベッド間の移乗は前・後方移動で自立し、ADLは自助具や環境整備で自立の見込みを得た。住宅改修を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。

第58回国家試験 午後50

精神障害を有する高校生への就学支援で適切なのはどれか。

第54回国家試験 午前36

地域包括ケアシステムで正しいのはどれか。

第57回国家試験 午後48

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(心神喪失者等医療観察法)について正しいのはどれか。

第58回国家試験 午後49

精神障害者に対する就労支援として最も適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後20

28歳の男性。統合失調症。持続性の幻聴や被害妄想のため、21歳から入退院を繰り返していたが「働きたい」という本人の希望を尊重して、一般就労を目指して支援することになった。作業療法士を含めた多職種によって生活を支援する一方、地域障害者職業センターやハローワークと協力して、マッチングを図りながら24か月を限度に支援を行っている。
この患者が受けている就労支援サービスはどれか。

第55回国家試験 午前49

精神障害者の雇用対策で正しいのはどれか。2つ選べ。

第56回国家試験 午前49

特別支援教育について正しいのはどれか。

第55回国家試験 午後38

地域作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。

第56回国家試験 午前37

障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)における補装具費支給制度で18歳未満のみが対象となるのはどれか。