87歳の男性。脳血管障害の後遺症により週1回の訪問作業療法を行っている。訪問時、85歳の妻が「家で介護することがつらい。疲れた」と暗い顔でため息をついている。 訪問作業療法士の対応で正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 5
1→介護が疲れたという発言から、まずは妻の負担を軽減する環境を整えることを考える。したがって、独断で安易に病院受診を勧めることはしない。
2→入所施設の空き情報を伝えることは作業療法士の対応としては不適切である。必要があればケアマネジャーに話をして対応してもらう。
3→本人にとって必要な介助であっても妻にとって負担になっているという可能性が高いため、甘えていると判断し伝えることは安易である。
4→ケアプランの立案や変更はケアマネジャーが対応するため、独断でプラン内容を変更して依頼することは不適切である。
5→ケアマネージャーに状況を報告し、得た情報を共有することで今後のサービス内容の変更や対応についての方針を検討することができる。