作業療法治療学|作業療法士国家試験問題|81問〜100問

第55回国家試験 午前9

54歳の女性。左母指ばね指の術後、経過は良好であったが、術後3か月ころから些細な動作で母指にビリビリするような疼痛が出現した。術後5か月目に自宅近くの病院を受診し、CRPS(複合性局所疼痛症候群)と診断され、投薬治療と外来作業療法が開始となった。開始時の左母指痛はNRS(numerical rating scale)で安静時1、動作時6。左上肢機能は総握りでは指尖手掌間距離が2〜3cm、肩・肘関節のROMに軽度制限を認め、手指のMMT は段階3、握力2kgで、日常生活では左手をほとんど使用していない状態であった。
実施する作業療法で誤っているのはどれか。

第53回国家試験 午前12

80歳の男性。要介護2。妻と2人暮らし。上肢機能は保たれているが、下肢の支持性の低下がある。認知機能は保たれている。尿意はあり、日中は洋式トイレでズボンの上げ下ろしの介助を受けて排尿している。便失禁はないが、夜間の居室での排尿方法を検討している。「妻を起こさずに自分で排尿したい」との希望がある。排泄用具の写真(下図)を示す。
選択する排泄用具として適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後9

Duchenne型筋ジストロフィー患者。ステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の食事動作を図に示す。
動作方法や環境の調整方法として適切なのはどれか。

第52回国家試験 午後17

17歳の女子。高校2年生。高校入学時、身長158 cm、体重55 kgであったが、同級生に「太っている」と言われ、食事を制限して半年間に12 kgやせた。高校1年の秋ごろから月経が不順になり、半年前から無月経となった。このため無月経と体重減少とを主訴に入院治療が開始されたが各種検査を受けることに抵抗感が強い。
母親は「もともと太ってなどいなかったと説得して欲しい」と希望する。
作業療法士の患者に対する治療的態度として適切なのはどれか。2つ選べ。

第57回国家試験 午後44

統合失調症の回復過程の急性期における作業療法として適切なのはどれか。

第53回国家試験 午前35

多発性硬化症に対する作業療法で正しいのはどれか。

第48回国家試験 午後35

呼吸器疾患患者へのADL指導で正しいのはどれか。

第49回国家試験 午前9

25歳の男性。転落による頸髄損傷。受傷後2年経過。筋力はMMTで、三角筋4、大胸筋鎖骨部2、上腕二頭筋5、上腕三頭筋0、回内筋0、腕橈骨筋4、長橈側手根伸筋3、橈側手根屈筋0、手指屈筋0で左右差はない。
自動車運転の際に用いる旋回装置の写真を下図に示す。
この患者に適しているのはどれか。

第54回国家試験 午後3

82歳の女性。右利き。手関節脱臼骨折後、手関節掌屈0°、前腕回外10°の可動域制限がある。それ以外の上肢の関節可動域や筋力は保たれている。歯がなく、義歯を装着していない為にきざみ食を箸で食べているが、肩関節外転の代償運動が出現している。「こぼれやすく、口に届きにくい。右手で楽に食べたい」との訴えがある。食事用自助具を別に示す。適切なのはどれか。

第53回国家試験 午前36

第6頸椎髄節まで機能残存している頸髄損傷患者に対する作業療法として適切でないのはどれか。

第58回国家試験 午前45

疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。

第55回国家試験 午前34

左半側空間無視に対する作業療法で適切なのはどれか。

第49回国家試験 午後16

21歳の女性。統合失調症。大学に進学後1人暮らしをしていたが、4年生になっても就職先が決まらず、不眠と焦燥感が出現した。その後、他の学生から悪口を言われている声も聴こえ始め、アパートに閉じこもるようになった。母親が患者の異変に気付き精神科を受診させ休学となった。外来受診を継続し1か月半が経過したところで、外来での作業療法が処方された。
この患者に対する作業療法計画の留意点として適切なのはどれか。

第57回国家試験 午後18

19歳の男性。てんかん及び軽度知的障害(IQ60)。特別支援学校卒業後にクリーニング店に就職した。「接客態度が悪い」と注意されたことをきっかけに仕事に行けなくなり、引きこもりとなった。時々家族に暴力を振るうために、家族が主治医に相談して外来作業療法が処方された。本人、家族とも復職を希望している。この患者に対して優先すべき対応はどれか。

第57回国家試験 午後30

上腕能動義手の適合検査項目とその不適合の原因との組合せで正しいのはどれか。

第54回国家試験 午後47

PTSD(外傷後ストレス障害)に関する対応で適切なのはどれか。

第51回国家試験 午前8

55歳の男性。脊髄小脳変性症。発症後3年経過。協調運動障害によってSTEF右46 点、左48点である。
この患者のパーソナルコンピュータ使用に適しているのはどれか。

第54回国家試験 午後9

38歳の女性。32 歳時に四肢脱力が出現、多発性硬化症の診断を受け寛解と増悪を繰り返している。2週前に痙縮を伴う上肢の麻痺にて入院。大量ステロイドによるパルス療法を行った。この時点での痙縮の治療手段で正しいのはどれか。

第53回国家試験 午前32

後方アプローチによる人工股関節置換術後の動作で正しいのはどれか。

第48回国家試験 午後5

86歳の女性。脳梗塞による左片麻痺、発症後1年半が経過した。ADLは介助すればおかゆなどの調理食を食べる以外は全介助、ドーナツ型の枕を使用してベッド上で臥床している。全身の筋萎縮、筋短縮と関節拘縮を著明に認める。退院時に介護保険を利用してベッドやマットを準備したが、体圧分散マットのような特殊マットは利用していない。作業療法士が自宅訪問したときのベッド上での肢位を下図に示す。褥瘡予防と姿勢保持のために背臥位でポジショニングを行う。
クッションを置く部位で正しいのはどれか。