基礎作業療法学|作業療法士国家試験問題|181問〜200問

第48回国家試験 午後19

26歳の男性。Asperger症候群。小学校でいじめに遭い、以後、学校では友人はほとんどできなかった。大学卒業後、建築関連の会社に就職したが、同僚からは「融通がきかない、人の気持ちを逆なでする」などと責められることが多く、ストレスから徐々に抑うつ気分が強くなった。欠勤が続いたため、上司が精神科クリニックを紹介し、復職を目標にデイケアに通うことになった。
この患者にみられやすい特徴はどれか。

第48回国家試験 午前19

24歳の女性。自己愛性パーソナリティー障害。大学院を修了しサービス業に就いたが、自分より学歴の低い社員と同じ職場に配置されたことに腹を立て、上司に配置換えを要求した。客に尊大な態度を批判され、「なぜ自分が批判されるのか、配置換えの希望を無視した上司が悪い」と言い、怒りをあらわにした。その後、抑うつ感が強まり、自宅に引きこもるようになったため両親が精神科を受診させ、作業療法に通うことになった。
この患者にみられやすい特徴はどれか。

第55回国家試験 午後37

悪性腫瘍の緩和ケア主体の時期のリハビリテーションで正しいのはどれか。

第57回国家試験 午前39

中央値の説明として正しいのはどれか。

第58回国家試験 午前11

48 歳の男性。脳梗塞後の右片麻痺。左利き。発症から 5 か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、下肢ともにIII。関節可動域制限は認めず、座位バランスは良好である。短下肢装具とT字杖で歩行は自立している。この患者に対する自助具で最も適切なのはどれか。

第49回国家試験 午前21

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)で「つかまって立ち上がれる」の通過率75%が含まれる時期はどれか。

第50回国家試験 午後37

がん患者の遺族が行うのはどれか。

第52回国家試験 午前21

理学療法士及び作業療法士法の規定内容について正しいのはどれか。2つ選べ。

第48回国家試験 午前44

統合失調症患者の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。

第48回国家試験 午前42

Alzheimer型認知症の作業療法場面で特徴的なのはどれか。

第57回国家試験 午前11

57歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症後5年が経過。四肢と体幹に重度の運動麻痺を生じてベッド上の生活となり、ADLは全介助。球麻痺症状を認め、安静時も呼吸困難を自覚している。この患者がコミュニケーション機器を使用する際の入力手段として適切なのはどれか。

第54回国家試験 午後32

椅子座位で高齢者が食事をする際に誤嚥のリスクを高める動作はどれか。

第50回国家試験 午前18

20歳の男性。統合失調症。専門学校に通っていたが、いじめをきっかけに引きこもる生活となった。次第に容姿を批判される幻聴が生じ、不穏興奮状態となって精神科に入院した。3週後、不穏興奮は落ち着いたため作業療法が開始されたが、抑うつ気分の訴え、睡眠過剰および無力感などの状態がみられていた。
作業療法を開始してまもなく「学校に戻れるだろうか」と不安を訴えた。作業療法士の対応で適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後45

アルコール依存症患者への抗酒薬に期待できる効果はどれか。

第56回国家試験 午前47

入院患者のせん妄発症を予防するための取り組みとして適切なのはどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午前2

作業場面を下に示す。この作業分析で正しいのはどれか。

第50回国家試験 午前47

摂食障害患者の作業療法でみられる特徴はどれか。

第50回国家試験 午後17

24歳の女性。高校の授業で教科書を音読する際に声が震えて読めなくなり、それ以降、人前で発表することに恐怖感を抱くようになった。就職後、会議のたびに動悸や手の震え、発汗が生じるようになり、「変だと思われていないだろうか」、「声が出るだろうか」と強い不安を感じるようになった。最近になり「人の視線が怖い」、「会議に出席するのがつらい」と言うようになり、精神科を受診し外来作業療法が開始された。
この患者に対する作業療法士の初期の対応で適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後43

自閉性障害の子供の作業療法場面でみられる特徴はどれか。

第48回国家試験 午後29

臨床所見と末梢神経障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。