1→介護予防では、より多くの国民の生活習慣を改善し、健康寿命を延ばすことが主目的である。
2→介護予防は、予防を目的としたサービスであるため、対象となるのは基本的に自立している健康な高齢者(地域支援型の予防サービスのみ)と、要支援1~2の高齢者である。社会参加意欲の高い高齢者も対象となる。
3→介護予防事業の導入により、一次予防事業の対象者から二次予防事業の対象者、要支援・要介護者に対する三次予防まで、切れ目なく総合的に展開することが可能になる。一次予防から三次予防を別に展開していない。
4→要介護状態の重症化の防止は三次予防であることから、正しい。三次予防は、要支援・要介護状態にある高齢者を対象に、要介護状態の改善や重症化を予防するものとされている。
5→一次予防事業の対象者は、主として活動的な状態にある高齢者を対象に、生活機能の維持・向上に向けた取り組みを行うものである。要支援・要介護状態となる可能性の高い人が対象となるのは、二次予防である。