1→病識の欠如がある統合失調症患者に対して、病識の獲得に向けて心理教育を行う。SST(社会生活技能訓練)の目的としては、不適切である。
2→統合失調症患者に対して、精神症状の改善や再発の予防を目的として薬物療法を行うことがある。SSTの目的としては、不適切である。
3→うつ病、気分障害患者、様々な不安障害等にに対しての精神療法として認知行動療法がある。自動思考の修正は認知行動療法で行われる。SSTの目的としては、不適切である。
4→SSTとは、認知行動療法に基づくリハビリテーション技法である。精神障害患者が社会生活を送るために、対人関係を良好に維持する技能を身に着け、自信を回復し、QOLを高め、ストレス対処や問題解決が出来るスキルを習得(再発防止)する目的で行われる。ストレス対処技能の強化はSSTの目的として、正しい。
5→自己洞察は、精神分析療法で行われる。自由連想法を用いて、患者が洞察を得る方法である。SSTの目的としては、不適切である。