1→躁状態では、様々なことに興味関心を持ちやすい。その為、関心の拡大を目的にすると躁状態を助長する可能性がある。
2→病感の獲得は、軽躁状態の患者に対する作業療法として適切である。自分自身の状態が通常とは異なるのを理解することが、憎悪と再発防止に有効である。
3→躁状態では、他者に対し過干渉になりやすい。その為、対人交流の改善を目的にすると躁状態を助長する可能性がある。
4→躁状態では自己を過大評価しやすい。その為、自己評価の向上を目的にすると躁状態を助長する可能性がある。
5→躁状態では、熟考せずに行動に移す傾向がある。自己決断能力の向上を目的にすると躁状態を助長する可能性がある。