基礎作業療法学|作業療法士国家試験問題|1問〜20問
第51回国家試験 午前31
成人期の二次障害として頸椎症性脊髄症を発症しやすい疾患はどれか。
第50回国家試験 午後16
24歳の女性。高校の授業で教科書を音読する際に声が震えて読めなくなり、それ以降、人前で発表することに恐怖感を抱くようになった。就職後、会議のたびに動悸や手の震え、発汗が生じるようになり、「変だと思われていないだろうか」、「声が出るだろうか」と強い不安を感じるようになった。最近になり「人の視線が怖い」、「会議に出席するのがつらい」と言うようになり、精神科を受診し外来作業療法が開始された。
この患者の障害として適切なのはどれか。
第58回国家試験 午前33
作業療法に関する歴史で誤っているのはどれか。
第55回国家試験 午前14
53歳の男性。うつ病の診断で10年前に精神科通院治療を受けて寛解した。1か月前から抑うつ気分、食思不振、希死念慮があり、入院して抗うつ薬の投与を受けていた。1週前からパラレルの作業療法に参加していたが、本日から他患者に話しかけることが増え、複数の作業療法スタッフに携帯電話番号など個人情報を尋ねてまわるようになった。「食欲も出てきた」と大声を出している。
この時点での作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。
第58回国家試験 午後24
障害と就労支援の機器との組合せで正しいのはどれか。
第58回国家試験 午前24
廃用症候群で増加するのはどれか。
第49回国家試験 午前37
転倒リスクのある高齢者に対する階段の環境整備について正しいのはどれか。
第49回国家試験 午前43
統合失調症の回復期前期の患者に適切な活動はどれか。
第56回国家試験 午後15
18歳の男子。幼少時から一人遊びが多かった。運動や言語の発達に目立った問題はないが、視線が合わないことが多い。急な予定変更や大きな音でパニックになることがあった。中学校や高校では場の空気が読めないことでいじめられた経験があり、現在は自室に引きこもり、ほとんどの時間をインターネットに接続したパソコンでアニメやゲームなどに興じている。心配した親が相談機関を訪れ、作業療法士が対応した。
この男子の特徴としてみられやすいのはどれか。
第51回国家試験 午後41
我が国の認知症対策として適切でないのはどれか。
第54回国家試験 午前5
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)において、90 %以上の通過率で、2秒以上図の姿勢が可能となる時期はどれか。

第57回国家試験 午前20
35歳の男性。母親との2人暮らし。大学卒業後に就職した。統合失調症を発症したために退職し、精神科に外来通院しながら自閉的な生活をしていた。主に家事を行っていた母親が体調を崩したために同居生活が困難となり、精神科に入院した。入院6か月で自宅退院となり、母親の負担軽減のために日中の家事援助を受けることになった。障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に規定されるサービスの中でこの患者が利用できるのはどれか。
第56回国家試験 午後33
仙骨部の褥瘡予防で適切なのはどれか。2つ選べ。
第58回国家試験 午前5
42 歳の女性。最近、手の震え、歩行時のふらつきがひどくなり、神経内科を受診した。精査の結果、脊髄小脳変性症と診断された。頭部MRI(別冊No. 1)を別に示す。頭部 MRI の画像で正しいのはどれか。

第48回国家試験 午後30
姿勢保持障害の原因で痙直型脳性麻痺児の特徴はどれか。
第53回国家試験 午後5
鉛筆把持の写真を下図に示す。
発達順序で正しいのはどれか。

第53回国家試験 午後14
47歳の男性。幼少期からクラスメートとの喧嘩が絶えず、しばしば担任から注意を受けていた。中学校卒業後、暴行と障害とで少年院に2回の入院歴、刑務所に4回の服役歴がある。最後の出所後、クリーニング工場に勤めたが、同僚への暴言によるトラブルをきっかけに飲酒量が増加し、飲食店で他の客と口論となって刃物を持ち出して逮捕された。その後、連続飲酒状態を繰り返すようになり、アルコール依存症と肝障害との診断を受けて入院した。作業療法では他の患者の発言に反応して威圧的な態度をとることが多く、指摘しても問題を感じている様子がない。
合併するパーソナリティ障害として考えられるのはどれか。
第51回国家試験 午後8
70歳の男性。肺癌末期だが意識は清明で四肢筋力も保たれている。感覚障害や四肢の浮腫もない。最近徐々に嗄声が出現した。
原因として最も考えられるのはどれか。
第54回国家試験 午前31
円背のある高齢者で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午後39
作業療法研究においてエビデンスレベルが最も高いのはどれか。