基礎作業療法学|作業療法士国家試験問題|41問〜60問

第48回国家試験 午前4

70歳の男性。慢性閉塞性肺疾患による慢性呼吸不全。安静時も酸素吸入が必要である。処方に従って作業療法時に酸素流量を上げ、休息中に下げようとしたところ、呼吸が浅くなり意識障害が出現した。
最も考えられるのはどれか。

第48回国家試験 午後45

うつ病患者への対応で適切なのはどれか。

第52回国家試験 午前9

図は痙直型両麻痺を示す脳性麻痺児(GMFCSレベルⅢ)の長座位姿勢である。後方に倒れるのを防ぐため上体を起こそうと全身の筋緊張を強め努力している。
その際に上肢に起こる連合反応として適切なのはどれか。

第58回国家試験 午後7

40 歳の女性。保険会社の営業職。くも膜下出血の診断で開頭クリッピング術が 施行され、現在、回復期リハビリテーション病院に入院している。事務職への配置転換が可能であるが、本人は営業職への復職を希望している。身体機能に問題はない。Barthel Index100点、HDS-R25点、Kohs立方体組合せテストIQ88、 BIT141点、RBMT標準プロフィール14点、BADS総プロフィール 8点、 TMT-A 120 秒、TMT-B 145 秒であった。復職に向けた作業療法として最も適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後8

70歳の男性。肺癌末期だが意識は清明で四肢筋力も保たれている。感覚障害や四肢の浮腫もない。最近徐々に嗄声が出現した。
原因として最も考えられるのはどれか。

第57回国家試験 午後4

40歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。「手を腰の後ろに回してください」、「肘を曲げずに腕を前から水平位まで上げてください」の指示に左上肢はそれぞれ図のようになった。左上肢の状態として適切なのはどれか。

第49回国家試験 午前21

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)で「つかまって立ち上がれる」の通過率75%が含まれる時期はどれか。

第48回国家試験 午前47

神経症性障害の作業療法で正しいのはどれか。

第52回国家試験 午後29

道具の把握形態において、編み棒と同じ手の構えをとる道具はどれか。

第51回国家試験 午前25

Horner症候群の症状として正しいのはどれか。2つ選べ。

第49回国家試験 午前48

摂食障害患者の作業療法でみられる特徴はどれか。

第58回国家試験 午後26

理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。 2つ選べ。

第48回国家試験 午前39

作業療法の歴史に関連する人物と治療・モデルの組合せで正しいのはどれか。

第54回国家試験 午前43

統合失調症患者。会話の内容がずれ、自分の考えに偏った一方的な発言ばかりで、相手の立場になって考えることができない。障害が疑われるのはどれか。

第50回国家試験 午後40

うつ状態の患者の作業療法中にみられる訴えはどれか。

第50回国家試験 午後44

長期入院後の統合失調症患者の就労における作業内容として適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後41

Lewy小体型認知症患者に特徴的にみられるのはどれか。

第48回国家試験 午前2

脳血管障害患者にネット手芸を作業活動として選択した。下から6段目までを作業療法士が手本として見せた後、色を変えて患者が実施した作品の途中経過を下図に示す。
最も考えられる障害はどれか。

第52回国家試験 午前23

人間作業モデルについて誤っているのはどれか。

第50回国家試験 午後7

74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。胸部エックス線写真を下図に示す。
この患者の1回換気量は500mL、予備吸気量は1,700mL、予備呼気量は800mLであった。
1秒量はどれか。