作業療法治療学|作業療法士国家試験問題|181問〜200問
第52回国家試験 午後18
8歳の男児。小児自閉症と診断されている。言語発達の遅れがみられ、軽度の精神遅滞を合併している。小学校に入学した後、「先生が何を言っているか分からない」と訴えた。保護者も強く希望し、特別支援学校に転校した。
この児とのコミュニケーションにおいて、作業療法士が最も留意すべきなのはどれか。
第49回国家試験 午後14
16歳の女子。摂食障害。身長168cm、体重61kg。責任感が強く真面目な性格で、陸上部の活動にも熱心に取り組んでいた。大柄で体重が多いことを不満に思い、食事制限と過度な部活動の練習を始めた。体重が37kgにまで減少し「太っているから誰にも会いたくない」と不登校気味になったため、見かねた両親に連れられ入院し、作業療法が開始された。
この患者に対する導入時の作業活動として適切なのはどれか。
第50回国家試験 午前48
回避性パーソナリティ障害患者の作業療法導入期の対応について適切なのはどれか。
第57回国家試験 午前8
25歳の女性。交通事故による外傷性脳損傷(右前頭葉)。職場復帰を希望している。WAIS-Ⅲでは言語性IQが76、動作性IQが106、全検査IQが89。RBMTが19点、TMT-Aが81秒、TMT-Bが90秒、BADSが104点、FIMが120点。対人交流は良好である。2か月後の事務職への職場復帰を目的とした練習として適切なのはどれか。
第52回国家試験 午後8
20代の男性。頸髄損傷完全麻痺(Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類C6B2)。仰臥位から長座位へ垂直方向の起き上がり動作獲得のために練習を行っている。図に示す肢位で肩甲帯を左右に振り重心を移動することを繰り返す。
正常以上の関節可動域拡大を目的とした関節運動はどれか。

第53回国家試験 午前11
72歳の女性。関節リウマチ。SteinbrockerのステージⅢ、クラス3。訪問リハビリテーションを行なっている。最近、新たに後頸部痛と歩きにくさを訴えている。
この患者への対応として適切でないのはどれか。
第50回国家試験 午前12
84歳の女性。数年前から徐々に左手の示指と中指にしびれが生じ、母指の指尖つまみができなくなった。左手の写真を下図に示す。
この患者が使用する装具で正しいのはどれか。

第53回国家試験 午後32
中等度の片麻痺患者に対する前開きカッターシャツの着衣動作指導の導入として正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後32
脳卒中片麻痺の上肢に対する機能回復訓練の課題内容で適切なのはどれか。
第53回国家試験 午前17
28歳の女性。産後うつ病。育児休暇中である。元来、何事にも手を抜けない性格。出産から4ヶ月経過した頃から、子供の成長が気になり始め、夫に不安をぶつけようになった。次第に「母親失格」と言ってはふさぎ込むようになったため、夫に連れられて精神科を受診し入院となった。1ヵ月半後、個別的作業療法が開始となったが、手芸中に「わたしは怠け者」とつぶやく様子がみられた。
この患者に対する作業療法士の対応として適切なのはどれか。
第56回国家試験 午後14
20歳の女性。高校卒業後、コンビニエンスストアの仕事についた。2年が経過した頃、人手不足もあり業務に追われる状態が続いた。次第に集中困難、頭が回らない感覚、不眠、動悸や呼吸困難感が現れ始め、休職するに至った。約1か月の自宅療養で呼吸困難感は軽減したが、頭痛、めまいによる歩行のふらつき、不眠が出現し、たえず漠然とした不安に襲われ外に出られなくなった。その様子を心配した家族が本人を連れて精神科を受診し、外来作業療法が導入された。
導入時の作業療法で最も適切なのはどれか。
第55回国家試験 午後46
心理的な外傷体験後の早期介入法として適切なのはどれか。
第50回国家試験 午前20
10歳の男児。学業成績は中位だが授業中に落ちつきがなく、隣の子に一方的に話しかける、落書きをする、忘れ物をするなどでよく注意を受けていた。片付けも苦手で自室は乱雑であった。心配した母親と共に精神科を受診し、外来作業療法が開始された。
この男児に対する作業療法での対応で適切なのはどれか。
第56回国家試験 午前45
境界性パーソナリティ障害患者の作業療法について正しいのはどれか。
第54回国家試験 午後36
慢性閉塞性肺疾患患者のADLで息切れを軽減させるための指導として適切なのはどれか。
第53回国家試験 午前18
29歳の女性。歩行困難を主訴に整形外科外来を受診したが器質的問題が認められなかったため、紹介によって精神科外来を受診し入院することとなった。手足が震え、軽い麻痺のような脱力があり、自立歩行ができないため車椅子を使用している。立位保持や移乗に介助を必要とし、ADLはほぼ全介助である。
この時点の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
第49回国家試験 午前10
25歳の男性。転落による頸髄損傷。受傷後2年経過。筋力はMMTで、三角筋4、大胸筋鎖骨部2、上腕二頭筋5、上腕三頭筋0、回内筋0、腕橈骨筋4、長橈側手根伸筋3、橈側手根屈筋0、手指屈筋0で左右差はない。
旋回装置を右ハンドル乗用車のハンドルに取り付ける位置として正しいのはどれか。

第57回国家試験 午前46
回復初期のうつ病患者への作業療法で正しいのはどれか。
第49回国家試験 午後31
慢性閉塞性肺疾患の患者に対するADL・IADLの指導で適切でないのはどれか。
第54回国家試験 午前19
9歳の男児。注意欠如・多動性障害。放課後デイサービスに通所している。鼻歌を唄ったり足を動かしたりとじっとしていることが苦手で、勉強の時間に立ち歩いたり他児にちょっかいを出したりすることでトラブルになった。指導員から注意されると感情的になり、暴れる行動が頻回にみられた。教科書や提出物の忘れ物も多い。
この児に対する治療的な対応で適切なのはどれか。