1→共同作業は対人交流を伴う為、周りの人から拒絶されたり恥をかくことに対する恐怖心を助長させる可能性が高く、導入期の対応としては不適切。
2→衝動発散を促す対応は、回避性パーソナリティ障害よりも、境界性パーソナリティ障害など衝動性の高い障害で必要となる。
3→回避性パーソナリティ障害患者は、不安が強く自己決定が難しい場合が多い為、種目選択は患者に任せる必要はない。
4→作業の誤りがあっても、危険が伴わなければ修正させる必要はなく、本人の主体性を尊重して見守ることが望ましい。
5→枠組みの明確な作業を提供することは、見通しがつきやすく、安心して取り組める為、導入期の対応として適切である。