作業療法治療学|作業療法士国家試験問題|221問〜240問

第54回国家試験 午前18

50歳の女性。10年前に義母の介護に際して突然の視力障害を訴えたが、眼科的異常はみられなかった。1か月前に夫の単身赴任が決まってから、下肢の冷感、疼痛を主訴として、整形外科、血管外科などを受診するも異常所見は指摘されなかった。次第に食事もとれなくなり、心配した夫が精神科外来を受診させ、本人はしぶしぶ同意して任意入院となった。主治医が、身体以外のことに目を向けるようにと作業療法導入を検討し、作業療法士が病室にいる本人を訪問することになった。本人は着座すると疼痛が増強するからと立位のままベッドの傍らに立ち続けて、他科受診できるよう主治医に伝えてほしいと同じ発言を繰り返す。
この患者に対する病室での作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後14

17歳の女子。統合失調症。授業中に突然叫び声をあげ、教科書と筆記用具を窓から投げ捨てた。両親が付き添い精神科病院に入院し、陽性症状の落ち着いた3週目に退院となり、精神科ショートケアに紹介された。
通所2か月目から復学に向けた支援を開始した。
適切でないのはどれか。

第56回国家試験 午前17

65歳の女性。約1年前から抑うつ気分、意欲低下、判断力低下、不眠、食思不振などがあり、約9か月前に精神科外来を初めて受診した。希死念慮や貧困妄想も加わり、約8か月前に医療保護入院となっている。抗うつ剤投与により不眠、食思不振はある程度改善されたが、悲観的な思考内容は遷延化した。促してかろうじて病棟外への散歩に応じるようになり、数か月が経過したところで、主治医から作業療法の依頼があった。
この時点での作業療法として適切でないのはどれか。

第52回国家試験 午後12

80歳の男性。体重70 kg。介護者は腰痛のある70歳の妻で体重39 kg。誤嚥性肺炎による1か月の入院後、下肢の廃用性の筋力低下をきたしている。端座位保持は可能であるが、立ち上がりは手すりを把持しても殿部が挙上できずに全介助である。立位は手すりを把持して保持できるが、足踏み動作は困難である。車椅子への移乗介助に使用する福祉用具の写真(下図)を別に示す。
妻の腰痛を助長しないことを優先して選択する用具として適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後5

86歳の女性。脳梗塞による左片麻痺、発症後1年半が経過した。ADLは介助すればおかゆなどの調理食を食べる以外は全介助、ドーナツ型の枕を使用してベッド上で臥床している。全身の筋萎縮、筋短縮と関節拘縮を著明に認める。退院時に介護保険を利用してベッドやマットを準備したが、体圧分散マットのような特殊マットは利用していない。作業療法士が自宅訪問したときのベッド上での肢位を下図に示す。褥瘡予防と姿勢保持のために背臥位でポジショニングを行う。
クッションを置く部位で正しいのはどれか。

第58回国家試験 午前4

胸郭出口症候群の検査法における手技とテスト名の組合せで正しいのはどれか。

第52回国家試験 午前35

関節リウマチ患者に対する生活指導で正しいのはどれか。

第53回国家試験 午前31

顔面と上下肢に感覚脱失を呈する脳卒中片麻痺の患者に対する生活指導で適切なのはどれか。

第57回国家試験 午前36

全般性注意障害のある左片麻痺患者に対する動作指導について正しいのはどれか。

第52回国家試験 午前19

7歳の男児。幼児期から落ち着きがなく、他の子供から遊具を取り上げる、列に並べない、座って待てないことが多かった。小学校入学後も、周囲の生徒の文房具を勝手に使う、課題に集中せず席を離れるなどが頻繁にみられていた。自宅でも落ち着きがなく、母親が注意すると興奮する状況であった。この男児について作業療法士が担当教員から相談を受けることになった。
担当教員への助言内容として適切なのはどれか。

第50回国家試験 午前8

図に示すスプリントが適応となる疾患はどれか。

第49回国家試験 午後10

Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類でC6Aである患者の食事の自助具・装具で適切なのはどれか。

第48回国家試験 午後18

19歳の女性。大学入学後、ファッションモデルに憧れてダイエットを始めた。身長は162 cm、体重は半年間で52 kgから33 kgに減少した。ランニング中に意識を失って救急搬送された。その後、精神科に入院し、作業療法が開始された。
作業療法開始時の方針として適切なのはどれか。

第55回国家試験 午後5

69歳の男性。慢性心不全。心肺運動負荷試験の結果を受け、主治医から3METs までの運動制限の指示があった。
選択する活動で適切なのはどれか。

第57回国家試験 午後36

がんのリハビリテーションの緩和期の対応で正しいのはどれか。

第54回国家試験 午後19

7歳の男児。几帳面なところがある。小学校に入学して数か月後から肩をすくめる、まばたきをすることが目立ってきた。最近、授業中に顔しかめや首ふりなども激しくなり、担任の先生から注意されることが増えた。友達と遊んでいるときや眠っているときは起こらない。悩んだ母親が本人を連れて来院、チック障害と診断され作業療法の導入となった。
作業療法士の対応で適切なのはどれか。

第53回国家試験 午後18

20歳の男性。幼少期は1人遊びが多かった。小学校から高校までは成績は概ねよかったものの、正論的発言が多い、融通が利かないなどによって集団になじめず、いじめを受けることも多かった。大学に入ると、講義科目は問題ないが、演習科目のグループワークで相手に配慮した発言がうまくできず、メンバーから避けられることが多くなった。大学2年生になると、過去のいじめ体験を思い出してパニックになることが増え、自宅の自室に引きこもる状態となったため、母親に連れられて精神科を受診し外来で作業療法が開始された。
この患者の作業療法で適切でないのはどれか。

第52回国家試験 午前13

78歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。身長160 cm。発症後7か月経過。便座上座位保持時、立ち上がり時および立位保持時には手すりが必要で、下衣着脱は手すりに右肩を当てて行う。トイレに図のようなL型手すりを設置する。
設置位置の寸法で適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後33

切断肢における断端管理で弾力包帯法がギプスソケット法に比べて優れている点はどれか。

第56回国家試験 午後2

60歳の男性。COPDが進行し在宅酸素療法が導入された。酸素流量は労作時2L/分である。
入浴動作の指導で正しいのはどれか。