基礎作業療法学|作業療法士国家試験問題|141問〜160問
第55回国家試験 午後48
広汎性発達障害の説明で正しいのはどれか。
第49回国家試験 午前17
13歳の男子。幼児期は図鑑をひとりで眺めて過ごしていた。小学校に入ると、しつこく意味を確認する癖や協調性がとれないことを教師に注意されることが多くなり、級友からいじめられるようになった。最近、級友の話し声に過敏に反応したり、家族への暴言と暴力が頻繁となり入院となった。
この患者に対する作業療法実施時の声かけとして適切なのはどれか。
第49回国家試験 午前27
高次脳機能障害に対する作業療法の組合せで適切なのはどれか。
第49回国家試験 午前19
38歳の女性。1年前から夫が単身赴任。中学2年生の息子のことで心労が重なっていた。1か月前から眠れなくなり食欲も低下した。その後、気分が落ちこみ口数が減り、もともと好きであったテレビドラマも楽しめなくなった。母として妻としての自分を責め、涙をこぼすようになり、夫に付き添われ精神科を受診し、入院となった。患者は「料理の作り方が分からなくなりました」と訴えた。
この訴えに該当するのはどれか。
第57回国家試験 午後38
MTDLPで正しいのはどれか。
第56回国家試験 午前19
22歳の男性。職場でケアレスミスがあまりにも多いため、産業医の勧めで精神科を受診した。母親の話によると、幼少時から落ち着きがなく、小学校の担任から「人の話を聞いていない」、「順番を守れない」、「隣の子にちょっかいを出す」などと注意されたことがあり、大学でも提出物の締め切りを守れないなどといった問題から成績は悪かった。
この患者に薬物療法を行う場合、最も適切と思われる向精神薬はどれか。
第54回国家試験 午前15
32歳の男性。通勤途中に突然激しい動悸や息苦しさ、めまいとともに、このまま死んでしまうのではないかという強い不安に襲われた。これらの症状は数分で消失したが、その後もたびたび同様の状況に陥った。また同じような強い不安に襲われるのではないかという恐れから、列車や飛行機の1人での利用ができなくなっている。
考えられるのはどれか。2つ選べ。
第48回国家試験 午前19
24歳の女性。自己愛性パーソナリティー障害。大学院を修了しサービス業に就いたが、自分より学歴の低い社員と同じ職場に配置されたことに腹を立て、上司に配置換えを要求した。客に尊大な態度を批判され、「なぜ自分が批判されるのか、配置換えの希望を無視した上司が悪い」と言い、怒りをあらわにした。その後、抑うつ感が強まり、自宅に引きこもるようになったため両親が精神科を受診させ、作業療法に通うことになった。
この患者にみられやすい特徴はどれか。
第58回国家試験 午前11
48 歳の男性。脳梗塞後の右片麻痺。左利き。発症から 5 か月経過。Brunnstrom法ステージは上肢、下肢ともにIII。関節可動域制限は認めず、座位バランスは良好である。短下肢装具とT字杖で歩行は自立している。この患者に対する自助具で最も適切なのはどれか。
第56回国家試験 午前33
車椅子自走が移動手段である患者の外出について適切なのはどれか。
第56回国家試験 午前16
19歳の女性。大学1年生。小学生の時より、水泳に秀でていて競技大会では常に優勝を競うほどであった。しかし、高校時代にスランプに陥り当時身長160cm、体重58kgであったが体重を落とせば記録が伸びると思い込み、ダイエットをしているうちに無月経になり、気づくと体重32kgになっていた。心配した母親が本人を説得し病院の精神科外来を受診したところ低栄養で危機的状況にあると医師が判断し精神科病棟への入院を勧めたが、病識のない本人は納得せず、母親の同意による医療保護入院となった。その後作業療法に参加するようになり、1週間が経過した。
患者に対する作業療法士の関わり方で適切なのはどれか。
第48回国家試験 午前2
脳血管障害患者にネット手芸を作業活動として選択した。下から6段目までを作業療法士が手本として見せた後、色を変えて患者が実施した作品の途中経過を下図に示す。
最も考えられる障害はどれか。
第53回国家試験 午前46
うつ病の回復初期の患者への対応で最も適切なのはどれか。
第58回国家試験 午後47
他の認知症と比較して、Lewy小体型認知症患者にみられやすいのはどれか。
第56回国家試験 午前23
介護予防とその説明の組合せで正しいのはどれか。
第54回国家試験 午後49
精神科リハビリテーション活動の説明で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午後32
椅子座位で高齢者が食事をする際に誤嚥のリスクを高める動作はどれか。
第49回国家試験 午後5
70歳の男性。2年前に脳卒中による左片麻痺を発症した。Brunnstrom法ステージは上肢と手指はⅡで、下肢はⅢである。左半側空間無視を認める。FIMでは、セルフケアの6項目と移乗の3項目は4点で、車椅子での移動項目は3点である。
自宅でのリハビリテーションに際し優先されるべき目標はどれか。
第58回国家試験 午前44
精神科作業療法における治療的態度で誤っているのはどれか。
第51回国家試験 午後25
集団遊びの発達段階のうち「平行遊び」の説明として正しいのはどれか。