26歳の女性。異性問題でリストカットを繰り返し入院となった。その後も病棟看護師に甘えたかと思えば暴言を吐く状態が続いている。入院後2週が経過して作業療法が処方された。 この患者への対応として適切なのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→本症例は、病棟看護師との関わり方にもある様に対人関係が不適切である。衝動的な行動を起こす可能性もある為、集団プログラムではなくパラレルな場での個人作業療法が適切である。
2→周囲の人(治療者など)に依存したり責任を転嫁しやすい為、自分で考えて行動するよう働きかけることが適切である。
3→逸脱行動などの行動化が見られたときは、すぐに介入して問題点をその場で扱うことが重要である。
4→患者の希望に応じてプログラムを柔軟に変更する必要はなく、枠組みを明確にしておくことが重要である。
5→作業療法士を攻撃する言動が生じても担当を変更する必要はない。治療者は関係の恒常性を維持する事が重要である。