基礎作業療法学|作業療法士国家試験問題|121問〜140問
第50回国家試験 午後7
74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。胸部エックス線写真を下図に示す。
この患者の1回換気量は500mL、予備吸気量は1,700mL、予備呼気量は800mLであった。
1秒量はどれか。

第50回国家試験 午後35
糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。
第49回国家試験 午前19
38歳の女性。1年前から夫が単身赴任。中学2年生の息子のことで心労が重なっていた。1か月前から眠れなくなり食欲も低下した。その後、気分が落ちこみ口数が減り、もともと好きであったテレビドラマも楽しめなくなった。母として妻としての自分を責め、涙をこぼすようになり、夫に付き添われ精神科を受診し、入院となった。患者は「料理の作り方が分からなくなりました」と訴えた。
この訴えに該当するのはどれか。
第52回国家試験 午前50
患者に手本となる他者の振る舞いを見せて学んでもらう面接技術はどれか。
第50回国家試験 午前28
多発性硬化症で正しいのはどれか。
第50回国家試験 午前21
「自発開眼しているが、自分の名前はいえない」のは、JCS(Japancomascale)の判定でどれか。
第51回国家試験 午後44
認知症患者のケアにおける環境調整で適切でないのはどれか。
第58回国家試験 午後23
顔面と上下肢に感覚脱失を呈する脳卒中片麻痺の患者に対する生活指導で最も適切なのはどれか。
第56回国家試験 午前16
19歳の女性。大学1年生。小学生の時より、水泳に秀でていて競技大会では常に優勝を競うほどであった。しかし、高校時代にスランプに陥り当時身長160cm、体重58kgであったが体重を落とせば記録が伸びると思い込み、ダイエットをしているうちに無月経になり、気づくと体重32kgになっていた。心配した母親が本人を説得し病院の精神科外来を受診したところ低栄養で危機的状況にあると医師が判断し精神科病棟への入院を勧めたが、病識のない本人は納得せず、母親の同意による医療保護入院となった。その後作業療法に参加するようになり、1週間が経過した。
患者に対する作業療法士の関わり方で適切なのはどれか。
第54回国家試験 午前40
作業療法室に咳き込む入院患者が来室した際、その患者への適切な指導はどれか。
第49回国家試験 午前25
記憶に関連する説明で正しいのはどれか。
第49回国家試験 午後37
研究法の説明で誤っているのはどれか。
第58回国家試験 午後20
42 歳の女性。統合失調症。定期的に訪問看護を受けながら社会生活ができている。服薬が不規則になったり、強いストレス状況下で時折幻聴があるが、ある程度は対処できている。本人は、一般就労を希望しており、訪問看護と外来作業療法で支援することになった。訪問看護師からの情報では、本人の部屋には服や食器が散乱しているとのことであった。開始当初の作業療法士の対応で最も優先すべきなのはどれか。
第49回国家試験 午前17
13歳の男子。幼児期は図鑑をひとりで眺めて過ごしていた。小学校に入ると、しつこく意味を確認する癖や協調性がとれないことを教師に注意されることが多くなり、級友からいじめられるようになった。最近、級友の話し声に過敏に反応したり、家族への暴言と暴力が頻繁となり入院となった。
この患者に対する作業療法実施時の声かけとして適切なのはどれか。
第57回国家試験 午後23
痛みの種類について正しいのはどれか。2つ選べ。
第49回国家試験 午後30
Guillain-Barré症候群について誤っているのはどれか。
第53回国家試験 午前22
国際疾病分類ICD-10について正しいのはどれか。2つ選べ。
第51回国家試験 午後48
リエゾン精神医学について正しいのはどれか。
第53回国家試験 午後22
記述統計に用いる手法はどれか。
第58回国家試験 午前36
摂食嚥下障害で正しいのはどれか。