作業療法治療学|作業療法士国家試験問題|1問〜20問
第52回国家試験 午後35
頸椎に不安定性のある急性期頸髄損傷の関節可動域訓練で角度を制限する関節はどれか。
第51回国家試験 午後46
転換性障害のため歩行障害がみられる患者への作業療法で優先すべきなのはどれか。
第48回国家試験 午前10
45歳の女性。2〜3年前から上肢の筋力低下の進行と嚥下障害が認められ、筋萎縮性側索硬化症と診断された。現在、上肢の筋力はMMTで肩関節周囲2-、手指筋2、頸部・体幹筋と下肢は3。移動は車椅子介助、車椅子への移乗も軽介助を必要とする。食事はポータブルスプリングバランサーを使用して自立しており、その他のADLは全介助となっている。発声によるコミュニケーションは可能だが、呼吸機能は徐々に低下している。
この患者に今後導入が予想されるコミュニケーション機器はどれか。2つ選べ。

第57回国家試験 午後6
30歳の男性。右前腕部の悪性腫瘍に対し前腕切断術が施行された。断端の長さは標準断端であった。創治癒後、義手を製作することになった。義手装着訓練において正しいのはどれか。
第52回国家試験 午前44
アルコール離脱直後の作業療法で最も優先すべきなのはどれか。
第54回国家試験 午後34
車椅子とベッドとの移乗動作の練習方法で正しいのはどれか。2つ選べ。
第52回国家試験 午前46
PTSD(外傷後ストレス障害)に関する支援方法として適切なのはどれか。
第49回国家試験 午前7
42歳の女性。右利き。生来健康。悪性黒色腫による左上腕切断。標準断端。今後化学療法が施行される予定である。
この患者に対する上腕義手として適切なのはどれか。
第54回国家試験 午後7
63歳の女性。主婦。関節リウマチ。発症後半年が経過した。SteinbrockerのステージⅡ、クラス2。料理など家事全般を好み、熱心に行ってきた。立ち仕事が多く、最近膝痛が出現した。この患者に対する作業療法の留意点で適切なのはどれか。
第53回国家試験 午前33
関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。
第57回国家試験 午前47
パニック障害に対する作業療法導入初期の作業療法士の対応で適切なのはどれか。
第57回国家試験 午後30
上腕能動義手の適合検査項目とその不適合の原因との組合せで正しいのはどれか。
第52回国家試験 午前35
関節リウマチ患者に対する生活指導で正しいのはどれか。
第48回国家試験 午後34
嚥下障害に対するShaker(シャキア)法の効果で正しいのはどれか。
第54回国家試験 午前8
55歳の男性。倒れてきた本棚により右肘上部を圧迫され正中神経麻痺を生じた。約1か月経過したが、右上肢の運動障害と感覚障害を認めていることから装具療法を行うことになった。使用する装具で正しいのはどれか。
第53回国家試験 午前18
29歳の女性。歩行困難を主訴に整形外科外来を受診したが器質的問題が認められなかったため、紹介によって精神科外来を受診し入院することとなった。手足が震え、軽い麻痺のような脱力があり、自立歩行ができないため車椅子を使用している。立位保持や移乗に介助を必要とし、ADLはほぼ全介助である。
この時点の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
第57回国家試験 午前18
16歳の女子。高校進学後から体型を笑われたように思い、極端な減量をして痩せが目立つようになった。2か月前から登校できなくなって入院治療を受けることになった。入院後、気分転換と早期の復学を目的とした作業療法が処方された。
この患者に対する導入期の作業療法で最も適切なプログラムはどれか。
第54回国家試験 午前10
68歳の女性。発症後2か月の脳卒中右片麻痺患者。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅳ。上肢の伸筋群に随意的な関節運動が認められるようになった。肘伸展を誘発するための作業療法で適切でないのはどれか。

第51回国家試験 午前42
胸が締めつけられる感じ、死んでしまうのではないかという強い不安、動悸、息苦しさなどが突然起こると訴える患者に対する症状軽減を目的としたプログラムとして最も適切なのはどれか。
第51回国家試験 午前6
52歳の女性。関節リウマチと診断されて3年が経過した。SteinbrockerのステージⅡ、クラス2。日常生活で両手関節の痛みを訴えている。観察された動作を図に示す。
関節保護の指導が必要な動作はどれか。
