作業療法治療学|作業療法士国家試験問題|21問〜40問
第54回国家試験 午後35
Parkinson病のHoehn&Yahr の重症度分類でステージⅢの患者に対する作業療法で使用するのはどれか。
第53回国家試験 午前13
55歳の男性。2年前に筋萎縮性側索硬化症と診断された。2ヶ月前に誤嚥性肺炎を起こして入院した。肺炎改善後、胃瘻が造設された。構音障害が重度で、発音は母音のみ可能、発声持続時間は8秒。湿性嗄声はない。唾液の空嚥下は可能である。上肢の筋力はMMTで4レベルであるが、体幹及び下肢の筋力は3。歩行のFIMは1、移乗のFIMは6及びトイレ動作のFIMは6であった。自宅退院を計画している。
この患者に対する対応で正しいのはどれか。
第56回国家試験 午前29
疾患と自助具の組合せで正しいのはどれか。
第50回国家試験 午前42
認知症患者の作業課題で適切でないのはどれか。
第54回国家試験 午後3
82歳の女性。右利き。手関節脱臼骨折後、手関節掌屈0°、前腕回外10°の可動域制限がある。それ以外の上肢の関節可動域や筋力は保たれている。歯がなく、義歯を装着していない為にきざみ食を箸で食べているが、肩関節外転の代償運動が出現している。「こぼれやすく、口に届きにくい。右手で楽に食べたい」との訴えがある。食事用自助具を別に示す。適切なのはどれか。

第55回国家試験 午前44
アルコール依存症に合併しやすい病状とそれに対する治療との組合せで正しいのはどれか。
第48回国家試験 午前10
45歳の女性。2〜3年前から上肢の筋力低下の進行と嚥下障害が認められ、筋萎縮性側索硬化症と診断された。現在、上肢の筋力はMMTで肩関節周囲2-、手指筋2、頸部・体幹筋と下肢は3。移動は車椅子介助、車椅子への移乗も軽介助を必要とする。食事はポータブルスプリングバランサーを使用して自立しており、その他のADLは全介助となっている。発声によるコミュニケーションは可能だが、呼吸機能は徐々に低下している。
この患者に今後導入が予想されるコミュニケーション機器はどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午前11
30歳の男性。アテトーゼ型脳性麻痺。頸椎症性脊髄症を発症し、歩行不能となった。電動車椅子を導入し、練習開始後2週で施設内自走が可能となったが、壁への衝突等があるために見守りが必要である。上肢操作向上を目的とした作業療法で適切なのはどれか。
第50回国家試験 午後11
座位保持装置の写真を下図に示す。
番号と名称の組合せで正しいのはどれか。

第50回国家試験 午前48
回避性パーソナリティ障害患者の作業療法導入期の対応について適切なのはどれか。
第52回国家試験 午前31
疾患と作業種目の組合せで適切なのはどれか。
第49回国家試験 午前7
42歳の女性。右利き。生来健康。悪性黒色腫による左上腕切断。標準断端。今後化学療法が施行される予定である。
この患者に対する上腕義手として適切なのはどれか。
第48回国家試験 午後39
認知行動療法において重視されるのはどれか。
第50回国家試験 午後9
32歳の女性。交通事故による左上腕切断(上腕長30%残存)。上腕能動義手の適合検査で、肘継手を屈曲させたときに手先具が口元に届かなかった。
この患者の肘継手として適切なのはどれか。

第58回国家試験 午後11
28歳の女性。 5年前の外傷性脳損傷による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢III、手指III。
最近、右手指の屈曲拘縮が悪化し、手指衛生が困難となった。最も適切な装具はどれか。
第57回国家試験 午後43
アルコール依存症の治療について正しいのはどれか。
第49回国家試験 午前36
Parkinson病患者の肩関節可動域拡大を目的とした作業活動として正しいのはどれか。
第58回国家試験 午後12
スプリントの型紙で正しいのはどれか。

第50回国家試験 午前16
55歳の男性。うつ病。3か月前に昇格し研修部門の責任者となった。最近になり睡眠障害と気分の落ち込みとが出現した。職場では研修予定が立てられない、報告書の提出が遅れるなど仕事がこなせなくなった。心配した上司に勧められて精神科を受診し、休職することになった。
この時点の作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
第52回国家試験 午前35
関節リウマチ患者に対する生活指導で正しいのはどれか。