50歳の女性。右上腕短断端切断。受傷後3か月経過。図のような上腕義手を製作した。 義手操作練習時、肘90°屈曲位で手先具を完全に開くことができなかった。 対応で正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→肘継手は、肘90°屈曲位が困難な場合に交換する為、必要ない。
2→9字ハーネスは、前腕義手用である為、変更する必要はない。
3→手先具の力源ゴムは、把持力を調整するものである為増やす必要はない。
4→肘屈曲位で手先具が完全に開閉することができない原因のひとつとして、ケーブルシステムの不良が考えられる。ケーブルハウジングを短くすることは対応として適切である。
5→リフトレバーの位置を遠位にしても変化はない。リフトレバーは一直線上であればどこであっても効果は同じであるため。