作業療法評価学|作業療法士国家試験問題|61問〜80問

第50回国家試験 午前11

20歳の男性。頸髄完全損傷。動作獲得を制限する関節可動域制限、残存筋力の低下および合併症はない。洋式便座に側方移乗で移乗し、便座上座位で排便を行う。この患者が使用する坐薬挿入の自助具と、自助具を使用する際の姿勢を図に示す。
Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類による最上位の機能残存レベルはどれか。

第50回国家試験 午後23

簡易上肢機能検査(STEF)について正しいのはどれか。2つ選べ。

第49回国家試験 午後3

腹臥位で患者の一側の膝を他動的に最大域まで屈曲させたところ、図のように同側の股関節が屈曲し殿部が垂直方向に挙上した。
短縮を疑う筋はどれか。

第58回国家試験 午後28

対象者に直接、満足度を問うことができるのはどれか。 2つ選べ。

第49回国家試験 午前1

関節可動域測定の開始肢位と運動方向で正しいのはどれか。2つ選べ。

第53回国家試験 午後40

「昨夜の夕飯のおかずは何でしたか」という質問で評価できる記憶で最も適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後17

35歳の女性。統合失調症。デイケアの就労準備プログラムに参加している。普段は生真面目で穏やかな性格であったが、3週前から些細なことでいら立ち怒り出すようになった。
悪化の原因を理解することを目的とした面接において、担当の作業療法士が優先して確認すべき項目はどれか。

第50回国家試験 午後39

評価基準の一部を図に示す。
評価法はどれか。

第52回国家試験 午後14

55歳の男性。うつ病。職場で苦手なパソコン操作を行う業務を担当するようになり、不眠、意欲低下および抑うつ気分がみられるようになった。希死念慮も認められたため入院となった。入院後1か月経過し、作業療法が開始された。
初回評価で優先度が高いのはどれか。

第55回国家試験 午後43

Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。

第49回国家試験 午前22

急性期における脳卒中の意識障害の評価で正しいのはどれか。

第56回国家試験 午後36

評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。

第48回国家試験 午前17

32歳の女性。統合失調症。大学卒業後商社に勤務していた。28 歳ころから「心身ともに疲れる」と言うようになり、このころから幻聴が出現した。定期的に受診し服薬を続けていたが、1か月前から職場で自分の悪口を言われているような幻聴が増加したため休職し、外来作業療法が処方された。
作業療法の評価で優先するのはどれか。

第55回国家試験 午後26

関節可動域測定の運動方向と参考可動域角度(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

第54回国家試験 午後28

PEDIで正しいのはどれか。2つ選べ。

第56回国家試験 午後3

Danielsらの徒手筋力テストで、段階2の測定肢位で正しいのはどれか。2つ選べ。
ただし、関節可動域には異常がないものとする。

第51回国家試験 午前14

18歳の女子。身長160 cm、体重35 kg。交際していた相手から太っていると言われ、51 kgだった体重を1年半で現在の体重まで減量した。月経は停止している。「まだまだ太っているのに私は意志が弱くてやせられない」と言い、体重減少が著明となったため、精神科を受診し、入院した。
患者の評価として適切なのはどれか。

第51回国家試験 午後5

72歳の男性。心筋梗塞後の心電図を下図に示す。
この心電図でみられるのはどれか。

第51回国家試験 午後3

20歳の女性。頸髄完全損傷、Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類でC6A。洗顔動作を図に示す。左上肢を用いて体幹を前傾し洗面台に顔を近づけることができる。
この動作の力源となる筋はどれか。

第54回国家試験 午前4

30 歳の男性。単純エックス線写真(下図)を別に示す。この骨折で損傷されていると推測されるのはどれか。