作業療法評価学|作業療法士国家試験問題|41問〜60問

第49回国家試験 午前29

FIMの評定で正しいのはどれか。

第48回国家試験 午前17

32歳の女性。統合失調症。大学卒業後商社に勤務していた。28 歳ころから「心身ともに疲れる」と言うようになり、このころから幻聴が出現した。定期的に受診し服薬を続けていたが、1か月前から職場で自分の悪口を言われているような幻聴が増加したため休職し、外来作業療法が処方された。
作業療法の評価で優先するのはどれか。

第53回国家試験 午後7

20歳の男性。頸髄完全損傷。手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない。食事の際のフォークの把持と口元へのリーチの場面を図に示す。
この動作が獲得できる頸髄損傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか。

第54回国家試験 午後41

「ビンの蓋閉めと箱づめ」、「コネクター組み立て」、「釣銭計算」、「郵便番号調べ」などの職場の作業に近い課題を実施し、適性能を測定する職業評価で正しいのはどれか。

第58回国家試験 午前37

関節リウマチ患者の日常生活の評価に用いられるのはどれか。

第52回国家試験 午後30

脳性麻痺児の粗大運動能力を評価する尺度はどれか。

第50回国家試験 午後39

評価基準の一部を図に示す。
評価法はどれか。

第52回国家試験 午前14

32歳の女性。アルコール依存症。美容師として働く兼業主婦。25歳ごろから飲酒量が増えた。現時点では、仕事や家事に大きな支障はない。このまま飲酒を続けていると大変なことになると思い、飲酒量を減らそうと努力しているが、飲み始めるといつも深酒してしまう。一人の力では断酒できないと悩み、自ら精神科病院を受診し入院治療を受けることになった。
回復を目的とした作業療法の評価で最も重要度が高いのはどれか。

第51回国家試験 午後11

5歳の男児。脳性麻痺。麻痺のタイプは痙直型両麻痺であり、図のように両手支持なしで座ることができる。
この児で骨盤後傾を修正し、座位姿勢の改善を図るために最もストレッチが必要な筋はどれか。

第54回国家試験 午前28

SF-36は、領域の健康概念の質問項目から成り立っている。その領域にある項目で正しいのはどれか。

第53回国家試験 午前1

85歳の女性。右利き。突然の意識消失のため救急搬入された。入院後、意識は回復した。発症後2時間のMRI拡散強調像(下図)を示す。
今後この患者に生じる可能性の高い症状はどれか。

第57回国家試験 午後24

Barthel Indexの評価項目で車椅子とベッド間の移乗に含まれないのはどれか。

第51回国家試験 午前3

35歳の男性。右利き。バイク事故のため救急搬送された。頭部MRIのT2強調像にて両側前頭葉の眼窩面と背外側とに高信号域が認められた。約1か月後に退院。半側空間無視、記憶障害および視知覚障害はないが、脱抑制による職場でのトラブルが続き作業療法を開始した。
この患者に行う評価で正しいのはどれか。

第52回国家試験 午後6

58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真(下図)を別に示す。
考えられる末梢神経障害はどれか。

第48回国家試験 午後2

図版を下図に示す。
このような構成の図版を用いる評価法はどれか。

第55回国家試験 午前1

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。

第48回国家試験 午後4

67歳の男性。外来でふらつきを訴えた。心電図を下図に示す。
所見として考えられるのはどれか。

第55回国家試験 午前7

心電図をモニターしながら訓練を行った際の訓練前と訓練中の心電図を下図に示す。
変化に関する所見で正しいのはどれか。

第51回国家試験 午前12

3歳の男児。脳性麻痺。床上に座れるが両手を使えるほどの安定性はない。四つ這いや伝い歩きで移動できる。
この患児が15 歳時にGMFCS-Expanded and Revised(E&R)で同じレベルであった場合に予想される屋内移動の状態として最も適切なのはどれか。

第57回国家試験 午後14

43歳の女性。アルコール依存症。高校卒業後、就職。20代から職場での緊張感で晩酌をする習慣があった。40歳ころから酒量が増え、二日酔いのまま出動するようになった。上司に勤務態度を注意されたことで無断欠勤が目立つようになり、最近、泥酔状態で保護されて精神科病院に入院となった。離脱症状が落ち着いた後、作業療法が処方された。この時点での作業療法評価で最も重要度が高いのはどれか。