1→250mm(250コマ)で、QRS波は12回ある。10秒間(250÷5÷5)に12回の脈拍数である。脈拍数は70回/分程度であり、正常範囲内であり、頻脈ではない。
2→P波が消失し、ノコギリ状のF波(心房粗動波)がみられ、RR間隔が等しくなるような、心房細動の特徴は現れていない。
3→PQ間隔の正常は、0.12~0.20秒であるが、PR間隔延長は見られない。
4→心電図の3つ目の異常波形がみられる。上室性期外収縮は、洞結節の興奮よりも早期に心房から興奮が出現する不整脈である。つまり先行するP波と本来より早いQRS波が特徴である。
5→心電図の3つ目の異常波形がみられる。心電図の中間の異常波形である。心室性期外収縮は、洞調律の心室興奮より早期に異所性の心室興奮が起こる不整脈である。つまり、P波がなく、幅広く変形したQRS波が特徴である。