ASIAによる脊髄損傷の神経学的・機能的国際評価表の感覚機能の髄節領域を図に示す。 番号の標的感覚点を含む領域と脊髄のレベルとの組合せで正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→①はC4ではなくC5をあらわしているため不適切である。C4は肩峰、C5は腕橈骨筋起始部がkey sensory pointである。
2→②は中指を指しており、中指の領域はC7のため正しい。C7は中指球がkey sensory pointである。また、C7は上腕三頭筋、指伸筋、橈側手根屈筋がkey muscleである。手指伸展が基本機能である。
3→③はT10ではなく、T4をあらわしているため不適切である。T10は臍高位、T4は乳頭高位がkey sensory pointである。
4→④はL1ではなく、L3をあらわしているため不適切である。L1は股内転筋起始、L3は膝蓋骨内側がkey sensory pointである。
5→⑤はS1ではなく、S4~5をあらわしているため不適切である。S1は踵外側、S4~5は肛門皮膚粘膜移行部がkey sensory pointである。