1→絵画と比べて自由度が高いのではなく低い。輪郭だけ描かれた図形や模様の中に、色を塗りわけてる塗り絵は、枠組みのある自由度の低い作業。絵画は、枠組みのない自由度の高い作業である。
2→対象者の能力、状態にあわせて、いつでも作業を中断・再開できる。
3→塗り絵は達成感や充実感が得られやすい作業である。集中力を高めたり気分転換を図り、攻撃性を抑制する。
4→主とした関節運動は各手指のそれぞれの関節運動である。手、指の筋による把持力、調整力である。
5→塗り絵作業は、肩関節筋力増強を目的としては行われない。