1→手洗い後は、共用の布タオルで水気を取ると、感染を広げてしまう恐れがあることから、不適切である。ペーパータオルでよく乾燥させることが適切である。
2→感染予防のためには、部屋を閉めきるのではなく、換気を行うことが重要である。
3→手は5~10秒ではなく、10~15秒以上かけて洗うことが正しいことから、不適切である。
4→感染予防のためには、部屋の湿度は40~60%が好ましいことから、不適切である。湿度が低いと乾燥し、感染リスクが高くなる。高すぎる湿度はカビが生えやすくなる。湿度コントロールは感染予防に大切である。また、室温は18度以上が望ましい。
5→患者に直接接触する前、患者に接触した後に手洗いを行うことは、標準感染予防策として適切である。他に、手洗いするタイミングとしては、患者の環境に触れた後、体液暴露リスクの後等がある。