80 歳の男性。入院リハビリテーション中に胸部不快感を訴えたため心電図を施行した。入院時の心電図(別冊No. 1A)と発作時の心電図(別冊No. 1B)を別に示す。考えられるのはどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→発作時の心電図にST低下がみられる。
2→症例の心電図では脈拍数は75〜80回/分であるので徐脈ではない。
3→発作時の第2誘導にST低下がみられることから狭心症が疑われる。
4→P波の消失や基線の乱れ、QRSの不均等などの心房細動の特徴はみられない。
5→左室肥大ではR波の高電位、T波が陰性になりSTは右下がりになるがその特徴はみられない。