1→Adolf Meyer(アドルフ・マイヤー)は、精神分析の思想を精神生物学として発展させた。感覚統合療法は、A.J.Ayres(アンナ・ジーン・エアーズ)により考案された。Adolf Meyer は感覚統合療法を提唱したは間違い。
2→呉秀三は欧州における作業の効果を紹介したのは正しい。呉秀三は、隔離拘束が行われていた精神病患者の処遇を解放するように指摘し、作業を中心とした移導療法を行った。1901年に欧州留学から帰国した呉秀三は、「我が国の精神病患者には、病気という不幸と我が国に生まれた不幸の、2つの不幸がある」といった意味のことを発表し、日本の精神病患者の処遇の劣悪さを指摘した。
3→フランスの医学者、精神科医。百科全書派の影響を受け、心理学を深く研究し、ジャン=ジャック・ルソーや、当時の英国の心理学的精神科の臨床実績の影響を受けた。「精神病患者を鎖から解き放った初めての医者」として知られている。
4→昭和40年に理学療法士及び作業療法士法が制定された。理学療法士及び作業療法士の資格を定めるとともに、その業務が、適正に運用されるように規律し、医療の普及、向上に寄与することが定められている。
5→自立生活(IL)運動は患者の自己決定権尊重をもたらした。自立生活 (IL) 運動は、障害者が自立生活の権利を主張した社会運動のことである。障害者の自己決定権の拡大などを目的とした運動で、1970年代にアメリカで始まり、その後世界に広がった。