1→食事直後に臥位で休憩させることは、誤嚥のリスクを増加させる。食事後は、少なくとも30分は半座位または座位を維持することが推奨される。
2→酸素を投与されている患者でも、必要に応じて適切な体位変換や動作を行う。
3→絶飲食中でも口腔ケアは非常に重要であり、絶飲食中の患者は食事による自然な口腔の清潔を得られないため、定期的な口腔ケアにより、口腔内の清潔を保ち、感染リスクを低減させる必要がある。
4→ベッドの頭部を軽度に挙上させることで、胃酸や食物の逆流を減少させ、誤嚥のリスクを低減させることができる。
5→総エネルギー必要量の算出には、肺炎の重症度ではなく、患者の基礎代謝量、活動量、疾患の特性など、多くの要因を考慮する必要がある。