1→余命延長が目的ではない。主に①自立生活の維持、②自分らしさの維持、③生活の負担軽減(環境整備)などが目的になることが多い。
2→骨転移があっても安静臥床ということではなく、疼痛の緩和(ペインコントロール)や本人の意思の尊重し、運動を処方したり、温熱療法、寒冷療法などの物理療法やマッサージなどが行われる。
3→鎮痛薬は時刻を決めて規則的に使用することは正しい。WHO方式がん疼痛治療法の5原則として、①経口的に、②時刻を決めて規則正しく、③鎮痛ラダーにそって効力の順に、④患者ごとの個別的な量で、⑤その上で細かい配慮することから成り立っている。
4→余命3か月未満と診断された後開始するという決まりはない。
5→PS(Performance Status)4では運動中止とするという決まりはない。PS(Performance Status)は、がん患者の身体機能評価である。