1→万能カフは使用する。「万能カフ」とは、フォークやスプーンに巻きつけて使う補助具である。 握力の弱い方や手指の曲がらない方が使用する。 食事や文字書きで自然な動作が可能になる。C5から用いることが多い。
2→電動車椅子は使用する。下顎などを用いて電動車いすを操作することができる。
3→透明文字盤は使用しない。透明文字盤は上肢が動かせず、発声ができず眼球運動かできないとき、伝えたい文字を相手との視線の中心に来るように動かして使うものである。頸髄損傷完全麻痺(第4頸髄節まで機能残存)は、発声・会話は可能であるため使用しない。
4→環境制御装置は使用する。視線入力装置を介すことで環境制御装置の操作ができる。
5→食事支援ロボットは使用する。ジョイスティック操作に従って、ロボットのアームが食卓上の食物を口元へ運ぶ作業を行う。