1→Wenckebach型房室ブロックはPQ間隔が徐々に延長して、ついにはQRSが脱落する所見を認める。したがってPR間隔は変化するため誤り。
2→第1度房室ブロックの所見はPQ間隔延長のみであり、QRSは脱落しない。したがって正しい。
3→第1度の房室ブロックではPQ間隔が0.2秒以上になる。したがって誤り。
4→第3度房室ブロックは心房から寝室への伝導が断絶している状態である。すなわち心電図上ではP波とQRS波が不規則になる。したがってP波は脱落しないため誤り。
5→MobitzⅡ型房室ブロックではPQ間隔(PR間隔)は延長せず、突然QRSが脱落する。PQ(PR)間隔が延長するのはWenckebach型であり誤り。