1→GHQ(General Health Questionnaire:精神健康調査票)は、神経症の症状把握のための評価、症状の発見に有効なスクリーニング検査である。60項目の質問事項からなる。
2→LSP(Life Skills Profile:生活技能プロフィール)は、地域で生活している統合失調症患者の生活機能や社会生活能力を評価する尺度である。急性期の治療効果ではなく、慢性期の治療効果をみるものである。
3→PANSS(Positive and Negative Syndrome Scale:陽性・陰性症状評価尺度)は、統合失調症の急性期において、治療効果をみるのに適切である。
4→QLS(Quality of Life Scale:QOL尺度)は、地域で生活している統合失調症の陰性症状を主症状とした人の生活の質(QOL)の評価法である。慢性期の治療効果をみるものである。
5→SFS(Social Functioning Scale:社会機能評価尺度)は、統合失調症における家族介入の効果を測定するため、コミュニティでの生活の維持において重要な機能を評価する尺度である。慢性期の治療効果をみるものである。