1→Hoehn & Yahr の重症度分類のステージⅢでは、歩行障害に対するアプローチが求められる。メトロノームなどのリズム音刺激を用い、Parkinson病の歩行障害にアプローチしていくのが適切である。
2→座位保持装置が必要な時期ではない。ステージⅤから座位保持装置が必要になる。
3→バランスボードは、姿勢保持反射障害が出現しているので、危険であるため使用しない。
4→ユニバーサルカフは、指の届曲の障害、ものが掴めない・握れないなどの動作を補助する自助具である。頚椎損傷やリウマチなどに適応となる。Parkinson病では適応になることがない。
5→ポータブルスプリングバランサーは、上肢の麻痺や上肢を支える筋力が著しく低下したときに腕を支える補助力となる自助具である。適応疾患としては、高位脊髄損傷・筋ジストロフィー・腕神経叢麻痺などである。