1→洗髪は両手ではなく、頭を左右に傾けて、片手で行う。
2→靴下の着脱は、床に座るのではなく、椅子に座り、腹部を圧迫しないよう足を組んで行う。
3→ズボンの着脱は、安定した椅子に座って行う。
4→和式トイレを洋式トイレに変更するのは正しい。和式トイレでは腹部が圧迫されるため、毛中酸素飽和度が下がりやすい。洋式トイレの方が望ましい。慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者は、血中の酸素施和度が低下しやすい。安静時には症状がなくても、労作により呼吸困難が出現することが多い。動作時に少しでも呼吸困難を軽減するような指導が必要である。
5→逆である。かぶり型シャツを前開きシャツに変更するのが正しい。かぶり型シャツでは、上肢を挙上するので血中酸素飽和度が低下する原因となる。