1→BPRS(簡易精神症状評価尺度)は、記載された事項についての質問を行い、精神障害者全体を対象とした18の項目を7段階で評価する。
2→Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)は、施設や病院で生活する人を対象に、逸脱行動、全般的行動の2領域について質問を行い評価する。
3→LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)は、統合失調症患者を対象に、5領域(日常生活、対人関係、労働または課題遂行能力、持続性・安定性、自己認識)、40項目について質問し、各項目5段階で評価する。
4→PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は、統合失調症を対象に、30項目について陽性尺度、陰性尺度、総合精神病理尺度を医師が評定するものである
5→HRS-D(ハミルトンうつ病評価尺度)といい、うつ病にみられる17の項目についてその重症度を医療者が評価するものである。