Danielsらの徒手筋カテストの段階5及び4の検査で、検査者の抵抗をかける手の位置で正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。
正解!
不正解 答え 4
1→肩甲骨内転の段階5及び4の抵抗をかける手の位置は、前腕ではなく上腕骨遠位端(肘直上)に上方向から抵抗を加えるため正しくない。
2→肩関節が外転の段階5及び4の検査抵抗位置は、肘の直上で上腕骨遠位端(肘直上)で、上腕骨下端部に上方から抵抗を加えるため図は正しい。
3→肩関節水平内転の段階5及び4の検査の抵抗位置は、前腕ではなく肘関節より近位の上腕部に対し肩関節水平外転の方向に抵抗を加えるため正しくない。
4→肩関節内旋の段階5及び4の検査の抵抗位置は、被験者の前腕、掌側に外旋方向に抵抗を加えるため図は正しい。
5→前腕回内の段階5及び4の検査の抵抗位置は、前腕遠位(手関節の近く)の掌側面の橈骨上で、回外方向に抵抗を加える。握手のように手を握る方法(別法)では、被験者の手掌は下向きで検査者は手の握りを介して回内に抵抗を加える。