関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→肩関節屈曲の基本軸は、両肩の肩峰を結ぶ線で、移動軸は、頭頂と肩峰を結ぶ線である。図は、肩峰を結ぶ線ではなく、移動軸は頭頂と肩峰を結んでいないため間違い。
2→肩関節水平伸展の基本軸は、肩峰を通る矢状面への垂直線である。移動軸は、上腕骨である。図は、肩峰を通る前額面の垂直線である。開始する肢位が肩関節外転90°から測定するのは間違い。
3→手関節伸展の基本軸は、橈骨で、移動軸が第2中手骨である。図は、基本軸が尺骨、移動軸が第5中手骨になっているため間違い。
4→股関節屈曲は、基本軸は、体幹と平行の線。移動軸は大腿骨である。図の測定は正しい。
5→足部内転は、基本軸も移動軸も、第1,2中足骨の間の中央線である。図は、第2、3中足骨の中央線になっているため間違い。