この児が机上で道具の操作を練習する際に、上肢を効果的に使用するための姿勢として最も難易度が高いのはどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→座位保持装置使用の座位は、前後に支えがあり、クッションにより下肢のはさみ足防止も図れる為、比較的難易度は低い姿勢である。
2→身体前面を支えた膝立ち位は、前方へもたれることができる為、比較的難易度は低い姿勢である。
3→立位台を使用した立位は、下肢・体幹をやや前傾に腰部まで固定している為、比較的難易度は低い姿勢である。
4→床上での長座位は、前後共にもたれる場所が無く、骨盤後傾位、下肢の伸筋群優位となる為難易度が高い姿勢である。
5→床上での割り座は、支持基底面が広く、頭部や体幹がやや前傾位で上肢は肘での支持が可能である為、比較的難易度の低い姿勢である。ただし股関節内転・内旋を助長する為推奨はされない。