1→フードテストは、咀嚼能力ではなく、嚥下反射の有無やむせ、呼吸の変化等の嚥下状態を評価するものである。
2→喉頭挙上の評価は、舌の可動性ではなく、舌骨上筋群の働きを評価するものである。
3→嚥下反射は不随意的である為、随意的な咳の強弱で嚥下反射の速さは評価できない。
4→改訂水飲みテスト(MWST)は、3mlの冷水を嚥下させ、嚥下運動およびプロフィールから、咽頭期の障害を評価する方法である為適切。
5→反復唾液嚥下テスト(repetitive saliva swallowing test:RSST)は、食物の残留部位ではなく、嚥下反射の随意的な能力を評価するものである。