1→作為体験とは、自分の行動や考えなどが、自分の意志ではなく、自分ではない何者かによって支配されていると感じることである。
2→被害妄想とは、自分が何かしらの被害を受けていると感じてしまう妄想のことである。
3→思考奪取とは、考えを他人に吸い取られてしまうと感じることである。
4→体感幻覚とは、内臓感覚、皮膚感覚、痛覚等の異常な感覚のことである。例として、実際に触られていないのに、触られていると感じたり、実際には存在しないのに、毛虫が背中に張り付いているように感じる。問題文の「脳が溶けて流れ出す」は、体感幻覚に当てはまるため、正しい。
5→連合弛緩とは、思考のテーマが次々と脈絡なく飛躍し、連想に緩みが生じてまとまりがなくなることである。話に一貫性がない状態。本人は無自覚で、指摘されても気づかない。