1→家族心理教育では、患者自身や家族が病気に対して正しい知識を知り、ともに考え、励まし合う場所を持つことで、無用な不安や心配から解き放たれ、より前向きに希望を持って病気に立ち向かうことができるようになることが目的となる。病気に関する適切な知識を増やしていくことは、正しい。
2→患者の家族は「育て方が悪かったのではないか」と悩み、不安を感じることが多いことから、患者の育て方の振り返りを行うことは、不適切である。
3→家族心理教育とは個人プログラムではなく、家族同士が悩みや苦労・経験を話し合うことから、不適切である。
4→家族心理教育では、患者自身や家族が病気に対して正しい知識を知り、ともに考え、励まし合う場所を持つことで、無用な不安や心配から解き放たれ、より前向きに希望を持って病気に立ち向かうことができるようになることが目的となる。患者自身が診断名を知ることが前提となることから、不適切である。
5→EE(Expressed Emotion)とは、感情表出のことである。感情表出の強い家族のもとだと、患者の症状が悪化しやすい。そのため、EEは高めるのではなく、抑えるよう指導を行うことから、不適切である。