1→C反応性タンパク質(CRP)は、体内の炎症を示すマーカーとして使用される。
2→血清尿酸は、尿酸の代謝産物として体内に存在することから、痛風患者で高値を示す。
3→血中尿素窒素(BUN)は、たんぱく質の代謝に関連する。透析はBUNを除去するための治療方法の一つであり、透析を受けることでBUNの値は低下するが、最も低下する指標ではない。
4→透析患者は、腎臓の機能低下を併発していることが多く、腎性貧血によりヘモグロビンの値が顕著に低下する。
5→クレアチニンは筋肉の代謝産物であり、腎臓の機能を示す指標として使用される。透析患者は、透析によってクレアチニンが除去されるため、その値が低下するが、最も顕著に低下する指標とは言えない。