1→JSSは脳卒中急性期の用いるスケールであり、意識・言語・無視・視野・眼球運動・瞳孔・顔面麻痺・足底反射・感覚・運動の得点を統計的に算出された重み付けにより合計する評価法である。
2→mRSは脳卒中の病態を「まったく症状なし(grade 0)」から「死亡(grade 6)」までの7段階で評価したものである。
3→FMAは脳血管障害の総合的評価法であり、上肢・下肢の運動機能、バランス、感覚、可動域、疼痛を評価する。
4→SIASは脳卒中を運動、筋緊張、言語、感覚、可動域、疼痛、体幹、視空間認知、非麻痺側など多岐にわたって評価する。
5→NIHSSは脳卒中神経学的重症度のスケールであり、意識水準、意識障害、注視、視野、顔面麻痺、上肢の運動、下肢の運動、運動失調、感覚、言語、構音障害、消去現象と注意障害を評価する。