鉄棒に肩関節屈曲 90°、肘関節屈曲 90°の肢位で懸垂している状態からゆっくりと体を下降させているとき、遠心性収縮をする筋はどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→棘上筋の作用は肩関節の外転であり、遠心性収縮は生じない。
2→肩関節屈曲90°、肘関節屈曲90°からの下降は、肩関節屈曲、肘関節伸展方向への運動であり、肩関節伸展、肘関節屈曲する筋の遠心性収縮が起こる。広背筋は肩関節伸展作用があるため、遠心性収縮が生じる。
3→烏口腕筋の作用は肩関節の屈曲であり、遠心性収縮は生じない。
4→三角筋前部の作用は肩関節の屈曲であり、遠心性収縮は生じない。
5→大胸筋鎖骨部の作用は肩関節の水平内転であり、遠心性収縮は生じない。