1→車椅子使用者は開き戸だと利用しづらい。トイレのドアは引き戸が望ましい。環境により開き戸しか選択できない場合は、外開きの方が利用しやすい。
2→標準型車椅子の座面の高さは、40~45cmである。作業台の下面高さは、車椅子が入るよう65cm程度必要である。また、作業台の上面高さは75cm程度必要である。
3→屋外スロープの勾配は1/15が基準とされていることから、不適切である。
4→グレーチングとは、排水溝部分にかける蓋のことである。浴室と脱衣所の間にグレーチングを使用することによって段差が解消され、車椅子でも出入りしやすくなることから、適切である。グレーチングの隙間が大きいと、車椅子のタイヤが挟まってしまうため、注意が必要である。
5→標準型車椅子が回転するためには直径150cm程度が必要である。