1→毛糸針に毛糸を通す際は、毛糸針は手で持たずに針山や発泡スチロール等に刺して固定し、毛糸は健手で持って毛糸を毛糸針に通すことが正しいため、組み合わせとして不適切である。義手は針や毛糸を持つといった細かい作業を行うことは困難である。
2→茶碗のご飯をスプーンで食べる際は、茶碗は義手が支え、スプーンは健手で持って食事を行うことが正しいため、組み合わせとして不適切である。義手は細かい操作を行うことは困難である。
3→歯ブラシに歯磨き粉をつける際は、歯ブラシは義手で持ち、歯磨き粉は健手で持ち、歯ブラシに歯磨き粉をつけることが正しいため、組み合わせとして適切である。義手では歯磨き粉を絞る細かい作業を行うことは困難である。
4→ハンカチにアイロンをかける際は、ハンカチは義手で押さえ、アイロンは健手でかけることが正しいため、組み合わせとして不適切である。義手は重量のかかる作業を行うことは困難である。
5→ハンマーで釘を打つ際は、釘は手で持たずに、ゴムなどに補助的に固定し、ハンマーは健手で持ってハンマーで釘を打つことが正しいため、組み合わせとして不適切である。義手は釘を持つといった細かい作業や、ハンマーを打つといった重量のかかる作業を行うことは困難である。