1→ペグ法とは、釘で物を打ち付けて固定するように対象と対象を固定化して覚える、記憶障害に対してのアプローチ方法である。
2→自己教示方とは遂行機能障害に対するアプローチ法であり、正しい。自己教示法は、多動児に対して行われていたものを、前頭葉損傷者に適応させたものである。自らの言葉で自分自身に教示を与えることにより、それが刺激となって自分の行動を変容させる方法である。
3→直接刺激法とは、注意機能に関わる脳領域を反復刺激によって直接的に刺激する方法である。注意機能そのものの回復を目的として行われる。
4→間隔伸張法とは、情報を保持する時間間隔を徐々に伸ばして想起させていく、記憶障害に対してのアプローチ法である。
5→物語作成法(ストーリー法)とは、覚えたいことをイメージによる物語(ストーリー)にして長期的に覚える、記憶に対して働きかけるアプローチ法である。