1→筋萎縮性側索硬化症は感覚神経が障害されないため、痺れや感覚障害は出現しない。
2→筋萎縮性側索硬化症において筋の繊維束攣縮は認められる。特徴的な所見の一つである。
3→筋萎縮性側索硬化症の診断に針筋電図での評価があるが、筋萎縮性側索硬化症で多相波は出現する。
4→筋萎縮性側索硬化症は、脊髄前角細胞の病変によって起こるとされている神経原性の筋委縮症である。
5→筋萎縮性側索硬化症は、上位運動ニューロン(一次運動ニューロン)と下位運動ニューロン(二次運動ニューロン)が共に選択的にかつ進行性に変性・消失していく疾患のことである。上位運動ニューロンは障害されることから、正しい。