1→位置覚検査は手指では、表在覚の影響を出来るだけ除外するために、検査する指の側面を把持して行う必要があることから、正しい。
2→温冷覚検査では、50℃が判別出来ると温覚が正常であり、10℃が判別できると冷覚は正常であると評価できる。一般的に温覚は40~45℃、冷覚は5~10℃である。
3→触覚検査は、触れる時間間隔を一定にすると触れられたかどうか予測しやすくなり、正しい検査結果となりにくい。そのため、触れる時間間隔は一定にせず不定にし、予測しにくくする。
4→振動間隔検査は、筋腹ではなく骨突出部に音叉を当てることが適している。
5→静的2点識別覚検査とは、2点を識別できる最小の距離を得る検査である。左右同じ部位に同時に刺激を加えると、左右での違いが評価できない。そのため、左右順番に片方ずつ検査を行う。