1→正常の関節では起こらない。虚性とは、疼痛により終末位に至る前に無抵抗に運動が妨げられることをいう。
2→膝関節屈曲での最終域感では感じられない。股関節伸展位での膝関節屈曲などで感じられる。筋性とは、弾力のある抵抗感のことをいう。
3→骨性とは、弾力性がなく骨と骨の衝突により不動となるもの。正常の関節では肘関節伸展などでみられる。
4→靭帯性とは、遊びの幅が靭帯・関節包により縮小していることをいう。正常の関節では前腕の回外などでみられる。
5→軟部組織性とは、弾力性のある軟部組織(特に筋腹や脂肪組織)が圧迫されて運動が止まるエンドフィールである。膝関節屈曲でみられる。