1→患者の情報を自宅で親と話題にすることは、不適切である。親は第三者であるため、患者の個人情報を伝えてはならない。
2→実習で使用したメモをゴミ箱に捨てることは、不適切である。メモには患者の個人情報が記載してあると思われ、ゴミ箱に捨てると不特定多数の人が個人情報を見てしまう恐れがある。メモは、シュレッダーにかけるか、読むことが出来ないよう粉々に切る・破るなどの配慮が必要である。
3→患者の生年月日をレポートに記載することは、不適切である。レポートには、名前(イニシャル含む)や生年月日、住所など個人を特定することができる情報は記載すべきではない。
4→患者情報を指導者と共有する時はスタッフルームで行うことは、正しい。スタッフルームでは、患者の情報が他の患者など不特定多数の人に聞かれる可能性が低い。個人を特定できる情報を指導者と共有する場合は、廊下や訓練スペースなどで気軽に行わず、個人情報が保護できるよう最大限場所に配慮すべきである。
5→患者を特定できるような訓練内容を指導者にメールで報告することは、不適切である。万が一誤送信で情報漏洩してしまう恐れがあるため、個人を特定できる内容をメールで報告すべきではない。